2017年4月3日（月曜）アジア・欧州市場序盤の動き
中国が清明節で休場の週明け月曜日、日経平均株価は＋73.97＋0.39％と上昇、米金利も上昇傾向を維持し、為替相場は、全体的にドル買い傾向が続いている。
AUDUSDは、豪住宅建設許可は予想外に強かったが、豪小売売上高は、前月比−0.1％（予想0.3％ 前回0.4％）→ 予想外のマイナスで、過去最低水準の賃金伸び率、雇用市場の低迷、コアインフレ率が豪準備銀の目標帯2～3％を割り込み、利上げは考えにくく、豪ドル売りが強まる。
AUDUSDは引き続き上値は重く0.7600の下値をトライしていあるが、0.7600を維持できるか重要なポイントに思えてならない。
USDJPYは、日本高と米金利の上昇も後押しして、午前9時直後の111.10台をボトムに欧州勢の早出は111.60直前まで上昇、111円のボトム感も感じられるが、円相場は米国の通商問題の見通しがはっきりとするまでは、上下に動きにくい流れが続いている。
EURUSDは、200日MVの1.0900近辺をトップにし、21日MAの1.0700の上値が重くなり、この水準を超えるまでテクニカル・ベースの取引では戻り売り先行になりやすいが、期末要因もはけEURGBPの売りによる、影響が薄らいでいると考えられ、レンジ相場になりやすい。
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JPY 3月 日銀短観：大企業製造業 業況判断DI＝12（予想14 前回10）、大企業非製造業 業況判断DI＝20（予想20 前回18）、大企業設備投資＝前年比0.6％（予想−0.1％ 前回5.5％）
AUD 2月 小売売上高＝前月比−0.1％（予想0.3％ 前回0.4％）→ 予想外のマイナスに豪ドル売りが強まる
AUD 2月 住宅建設許可＝前月比8.3％（予想−1.0％ 前回1.4→2.2％）、前年比−4.9％（予想−14.5％ 前回−12.0→11.6％）→ 予想外に強く住宅金利の引き締め圧力が強まる
CHF 2月 小売売上高＝前年比0.6%（予想－0.8％ 前回−1.4→－1.2％）→ 予想を上回る
CHF 3月 SVME購買部協会景気指数＝58.6（予想58.2 前回57.8）→ 予想を上回る
FRN 3月 製造業PMI・確報値＝53.3（予想53.4 前回53.4）
GER 3月 製造業PMI・確報値＝58.3（予想58.3 前回58.3）
EUR 3月 製造業PMI・確報値＝56.2（予想56.2 前回56.2）
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菅官房長官＝大統領が日米経済に与える影響について注視。
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