2017/04/08

最新のIMMポジションから、 2017年4月8日(土曜)



最新のIMMポジションから、 2017年4月8日(土曜)

今回のCFTCが発表したIMM通貨先物の投機部門のポジションの集計日は4月4日(火曜)で、トランプ政権への政策実行の不安が続く中で、米中首脳会談や米雇用統計を前にして積極的に動きにくい状況で、ドル買いの流れは一時的に弱まりっていた。

ユーロ圏ではECBから緩和解除を否定する動きにユーロ売りの流れは止まらず、ドル円はクロスでは円高傾向が続くも、110円の大台を試しながらも割り込めず停滞、AUDUSDとNZDUSDはリスク回避の動きの中で続落傾向が続いていた。

円、ユーロ、ポンド、スイス、カナダドル、豪ドル、NZドルの7通貨のネットポジションは-169.279→-166,059コントラクトと、若干ショートが減少するも、ほぼ同水準へにとどまっている。個別では円は-53,181→-45,800とショートが7,381減少し円買いが選好していることがわかる。

逆に、ユーロが−7,923→-11,405とショートが拡大。コモディティー通貨は弱く、カナダドルは-2,008、豪ドルは−3,545、NZドルは−2,095と、ボリュームが低水準の中ではショートの拡大が目立っていたと判断してもいいだろう。

詳しくは、別表をご覧ください。

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