2017/04/14

2017年4月14日(金曜)昨日13日、海外市場の動き

2017年4月14日(金曜)昨日13日、海外市場の動き

トランプ・プサプライズの翌日、ドルは買いへと変化、米金利は下げ止まるも、米株は続落し世界的な株安へ。

ダウは−138.61(−0.67%)、Nasdaq-31.01(-0.53%)、S&P−15.98(-0.68%)。米10年債利回りは2.237%(-0.002%)、2年債は1.205%(+0.004%)

週末15日(土)北朝鮮リスクに不透明感はぬぐえず。ただし、米金利が下げ止まり、6月の米利上げ観測は変わらず強く、トランプ氏のドル安期待発言の影響がどこまで続くかは不明。

為替相場は、改善した米新規失業保険申請件数や、17年ぶりの水準となったミシガン大学消費者信頼感指数の後押しもあるが、イースター休日を前にしてポジション調整が主で積極的に動きにくい状況は変わらず。

EURUSDは仏大統領選の混迷が響き下落、前日比-0.5%。GBPUSDは、買いも一巡しイースター休日前にして買いから売りへと変化し、前日比-0.35%と弱い。

豪ドルは「強い中国の貿易収支と就業者大幅」に高値からはやや値を下げるも、主要通貨では上昇力を維持し0.7560台、前日比+0.62%へ上昇。NZドルもAUDUSDの上昇の影響を受け、一時0.7015まで上昇し、前日比+0.47%高へ。

一方、同じ資源国通貨のCADドルは、前日のカナダ中銀の成長見通しの上方修正以降急伸した流れの反動や、原油価格の伸び悩みもあり、USDCADは一時1.33381まで上昇し高値圏のカナダドル安で終了、前日比+0.61%の上昇となり、結果としてはAUDCADの上昇が目立つ。

USDJPYは、欧州市場では108.70台をボトムに、米金利は持ち直し、強い米ミシガン大学消費者信頼感指数もあり、一時109.40近くまで上昇するも、米株は弱く、海外のロングウィークエンドのポジション調整も一巡すると、リスク回避とトランプ氏のドル安思考に買い戻しも現敵的で、前日比+0.09%の上昇にとどまるも、109円台を維持。

X

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

米国防総省(WSJ紙)=アフガニスタンでIS掃討作戦を援護に大規模爆風爆弾兵器(MOAB)を投下。→ MOABは精密誘導機能を備えたスマート爆弾で、地下施設やトンネルなど、通常の大型爆弾や砲撃に耐え得る施設を最大限に破壊する設計で、重量約9.5トンの衛星誘導爆弾。

エコノミスト調査(WSJ紙)=米5月利上げ確率は14%、6月80%近くへと上昇。

トランプ大統領=北朝鮮は問題で、今後対処される。習主席を本当に好きになったし尊敬しており、並々ならぬ努力をするだろう。

トランプ大統領=北朝鮮など問題となる国は、注意すべきだろう。

トランプ大統領=米ロ関係は結果的に良好になる。

トルコ憲法改正を問う16日の国民投票の世論調査=51%が賛成

フランス大統領選の不透明感は強まる。調査会社オピニオンウェイ、フランス大統領選世論調査=第1回投票の支持率、ルペン氏24→24%、マクロン氏23%→23%、フィヨン氏20%→20%、メランション氏18→17%。決選投票、マクロン氏63%対ルペン氏37%、フィヨン氏59%対ルペンシ41%。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※