2018/11/11

今週の主な材料(11月12日~16日)

今週の主な材料(11月12日~16日)

今週は月曜日がベテランズデー(米退役軍人の日)で銀行・政府機関は休場となり、債券市場が休みのため、為替市場は株式市場の影響をより強く受けることになりそうです。

経済指標の予定を見ると、主要国のGDPが発表(14日=日、独、ユーロ圏)、消費者物価指数の発表(13日=独、14日=仏、英、米)、雇用統計の発表(13日=英、15日=豪)が目立っており、結果によってはこれらが相場変動の要因となることは容易に推測できます。

クオールズFRB副議長の上下院議会証言(14日、15日)、パウエルFRB議長講演(14日08:30)も控えており、サプライズは期待していませんが、FOMC後だけに気にはなります。ペンス米副大統領が来日し安倍首相との会談(13日)も予定されており、公表できない話の有無があるのか? あればその後どのような変化があるのか気になります。

それ以外でも、14日には中国の鉱工業生産・小売売上高。15日(木)は英小売売上高、米国では小売売上高・週間新規失業保険申請件数・米輸入物価・NY連銀製造業景気指数・フィラデルフィア連銀景況指数・企業在庫と、中程度の重要な経済指標の発表が多数控えています。

相場全体では、米中間選挙も終わり、米下院は民主党が勝利したとは言え、市場全体の動きはトランプ大統領の支持は変わらず、対外的には強硬は通商協議への動きも予想されており、肝心の株式相場も反発気味でドル高傾向が続いています。(いつまで続くかは意見が分かれるとことです!)

経済面では、米国を含め欧州全体でも景気がピークアウトして弱含む傾向が強く、今後の成長見通しを下方修正する動きが目立ち、今週発表されるGDP速報値は前回からの低下が目立っています。


詳しくは別表をご覧ください。

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