2018/11/27

2018年11月27日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年11月27日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

東京市場の午後3時過ぎから流れは変化。EURUSDとGBPUSDは下落、逆にAUDUSDとNZDUSDは底堅く推移し、円は株高の影響もあり円安傾向が続く。次の市場の関心は米中首脳会談へ!

また、ブルームバーグ社の米中首脳が合意に達したとの報道に直後は円売り、EUR+AUD+NZDの買い(ドル売り)へと急変するも、信憑性に疑問が残り続かず。結局は元の水準に逆戻りして、EURUSDとGBPUSDは続落気味。ただし、煙のないところに火は立たずの例えの通り注意も必要。

日経平均株価は+140.40(+0.64%)へ上昇、中国株は弱含みで推移、上海総合は上昇から終盤にかけ上昇幅を縮め、-1.131(-0.04%)と小幅安。

USDJPYは、株価に連動し113.41~55のレンジから、ブルームバーグ社の米中首脳が合意に達したとの報道に、113.66まで上昇、113.50~55をボトムに底堅い展開が続いている。テクニカル買い圧力が続いているが、米中首脳会談でどちらに振れるかわからない展開の中では積極的に動けず。

GBPUSDは、1.2805~20の狭いレンジ相場から、午後3時過ぎには前日の安値1.2796を割り込み売りがスタート。1.2760近辺でブルームバーグ社の米中首脳が合意に達したとの報道に1.2780台まで値を戻す直ぐに売りが再開し、1.2740台で推移中。12月11日のEU首脳が承認したEU離脱協定案の下院採決に向け、上下変動は止まりそうにない。

EURUSDは、早朝の1.1320台をボトムに、大枠で1.1328~44の狭いレンジで推移。午後3時から流れは変化、前日の安値1.1320台を割り込み1.1310台まで下落。ブルームバーグ社の米中首脳が合意に達したとの報道に直後は1.1340台まで急伸するも続かず。欧州市場の序盤では逆に、底値を試す動きを継続中。

今日の海外市場では、クラリダFRB副議長発言、ボスティック・アトランタ連銀総裁、エバンズ・シカゴ連銀総裁、ジョージ・カンザスシティ連銀総裁、パネルディスカッションを注目。経済指標では米住宅価格指数とCB消費者信頼感指数を注目。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※