2018/11/19

2018年11月19日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年11月19日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

APEC総会は米中の対立により共同声明を採択できずに終了。米中通商協議の再開と、主要会談を月末に控えてお互いの本心がわからず。様子見ムード満点。

先週末にクラリダFRB副議長は、「金利は中立水準に近づいている、世界経済は鈍化傾向がみられる」とのネガティブ発言は気になり、先にパウエルFRB議長も強気見通しからややトーンダウンしていることも気になる。

日経平均株価は+140.82(+0.65%)と上昇、週末のAPECの前の最高責任者サミットで中国との貿易摩擦について、「われわれはよくなることを望んでいるが、中国がやり方を改めるまで、米国は方針を変えない」と強気な発言を意識したのか、中国株は弱含みで推移するも逆に、上海総合が+24.40(+0.91%)まで上昇、底堅い動きが続いている。

米10年債利回りは3.075%と相変わらず弱含みで推移し、逆に原油価格(WTI)は57.19ドル近くと上昇している。

為替相場は、大きな動きは見られず、USDJPYは112.61~85、EURUSDも1.1394~21、GBPUSDは1.2819~54、AUDUSDは0.7303~0.7326と動きは鈍い。