寒さが気になり始める季節になり米国は感謝祭に突入！ クリスマス商戦の始まりで、ビックプレーヤーは取引をスローダウンする時期に入ります。22日（木）感謝祭で米市場は休眠状態、23日（木）はブラックフライデーで米債券・株式市場は短縮取引で日本も祭日で半休眠状態。米国では22～25日まで休みを決め込む市場参加者も多い時期になります。
今週は米国と日本で祭日があり、米市場参加者が急減する中で、主要な経済指標の発表も見当たりません。そのため、先週からの材料を引き次、以下の不安定な世界情勢により為替相場が動くと考えたほうがよいでしょう。詳しくは「今週の為替相場を考える」をご覧ください。
①ブレグジット交渉をめぐりメイ政権の混迷リスク
②米中通商協議再開の影響
③イタリア財政規律をめぐるEUとの対立
④米株安と米金利の低下の継続有無
⑤来年から再開される日米通商協議と米国の為替政策
今週は最重要な発表は見当りませんが、予想外の結果となった場合の相場変動に注意してください。
19（月）日本通関ベース貿易収支。
20（火）豪中銀議事録、米住宅着工・建築許可件数
21（水）OECD世界経済見通し、米新規失業保険申請件数、米耐久財受注、米ミシガン大学消費者信頼感指数、米中古住宅販売
22（木）感謝祭（米国市場休場）、日本全国CPI、南ア中銀政策金利
23（金）勤労感謝の日（日本祭日）、感謝祭の翌日金曜（ブラックフライデー） 米国市場は短縮取引（株式市場 午後1時で終了、債券市場 午後2時で終了）、独GDP、ユーロ圏各国PMI、カナダCPI
詳しくは別表をご覧ください。
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