2018/11/27

2018年11月27日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018年11月27日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

相場の変動要因は、ブレグジット、イタリア予算、米中首脳会談、米株・米金利の動向で変わらず。欧州市場の序盤では、米中首脳が合意に達したとの報道に直後ドルは急落するも、信憑性に疑問を持たれ直ぐに元の水準に逆戻り。

欧州株は弱含みで推移、ユーロストックス50は-0.3%台で推移、ダウ先物は弱く-0.4%近辺で推移。ただし、USDJPYは113.50超えで推移し円安傾向を抜け出せず。

為替相場は、NZDUSDとAUDUSDの上昇が目立っている。ポジション調整なのか米中首脳会談の成果を期待してなのか? 特に積極的に買い上げる材料は見当たらないが、テクニカルではブル。

逆に、GBPUSDは欧州市場の序盤で値を下げ売り圧力は止まらず。日本時間明日午前1時半に、カーニーBOE総裁はストレステストの結果とブレグジットの経済分析を公表する予定で注目。ブレグジットで英下院は12月11日に採決とあるも、何が飛び出すかわからず。最終結果が判明するまでの雑音にポンド相場が上下変動するリスクは変わらず。

EURUSDはイタリア予算案でイタリア発の楽観的発言が目立つ半面、反対意見も目立し合意ができるかは不明? 欧州委員会とイタリア政府との間でどこに落としどころを見出すことができるのか?