2018/11/22

2018年11月22日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年11月22日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

今日は米感謝祭で休み、明日はブラックフライデーで米国市場は半休、日本は勤労感謝で休日となり、本格的なクリスマス商戦が始まる。

このような状態で積極的に動きようのないことは分かっているも、米中首脳会談を月末に控え、トランプ大統領の発言が気にあるも、使用参加者は米国の通商問題で楽観的、悲観的なムードが混在。

USDJPYは、株価連動の相場が続くも、日経平均株価が一時前日比でマイナス圏へ突入しても、112.96をボトムに底堅く推移。逆に前日比+139.01(+0.65%)の上昇で終わっても、上値も113.05止まり。円クロスでは前日に円安で動いた反動に若干の円高へと動いているも基本は、動意なく小幅な変化にとどまっている。

GBPUSDは、メイ英首相とユンケル欧州委員長の昨日に続きブレグジットを巡り21日に会談を再開、今後の相場変動要因となっている。明るい材料としては、アイルランド議会が英国とEUの交渉官が先週合意した離脱協定を賛成多数で支持。アジア市場の1.2768をボトムに、欧州市場の序盤では1.2800を目指す動きとなり、1.2790近辺で推移しているが積極性には乏しい。

EURUSDは、トリア・イタリア経済財政相、上院で質疑応答(23:00時)があり、予算案を巡る攻防に相場が変動する可能性も否定できず。アジア市場の1.3800をボトムに欧州市場の序盤では1.1410台まで上昇しているが積極性には乏しい。

薄商いの中で、AUDUSDとNZDUSDは弱含みで推移。ロングウィークエンド前のポジション調整なのか、弱含みの中国株の影響なのか上値は重く AUDUSDは0.7268をトップに0.72545まで下落、動きはリスク回避。

USDCADは、原油価格は54.50台と軟調に推移する中、財政収支が黒字へ転換したこともあるのか、1.3220~40の狭いレンジで、1.3220台と前日と程同水準で推移。