2018/11/20

2018年11月20日(火曜)アジア・欧州市場の動き

2018年11月20日(火曜)アジア・欧州市場の動き

流れはリスク回避、ただし、為替相場は動かず。感謝祭を前に実質4連休を控えたポジション調整とリスク回避の流れへ。

USDJPYは、株価連動型で、112.40~66の狭いレンジで、株価の上下変動の感応度も弱まり、引き戻りは限定的で上値の重い展開が続いている。

EURUSDは、1.1428~58の狭いレンジ、GBPUSDは早朝の上昇幅を縮め逆に安値を更新するも、1.2834~73のレンジで推移。AUDUSDは、0.7268~0.7300と、高値からやや値を下げて推移。

前日の米株安の影響に、日経平均株価は大きく値を下げてスタート。終値は-238.04(-1.09%)と下落、中国株安による影響もあるが、上海総合は-57.66(-2.13%)近くの下げで推移。米10年債利回りは3.068%近くと前日とほぼ変わらず。

今日の欧州市場では、19:00時には、BOEのカーニー総裁、ホールデン理事、カンリフ副総裁、サンダース政策委員の議会証言が控えており、発言内容を注目。もちろん、ブレグジットに関する動きは重要で、メイ首相降ろしもリスクながら、「合意なきEU離脱」、「2度目の国民投票」、「総選挙」等のリスクは消えず。

黒田日銀総裁は、大幅な緩和を維持することで物価2.0%の目標を達成できる。さらに追加的な措置をとる必要はないと主張。

見通しを変更することもあり、全面的には信じられないが、ゴールドマン・サックス・グループは、米国の成長鈍化と市場のボラティリティー上昇に向こう3、6、12カ月に対ドル112円、110円、108円との円高思考に変化。