2018年11月6日（火曜）5日、海外市場の動き（午前5時半ごろ）
下院で民主党の有利が揺らぎつつある中、米中間選挙の結果待ちで動きは鈍い。11月6日 20:00時 投票開始、11月7日 07:00 から開票（出口調査で相場が変動も）午後には情勢判明の見通しへ。
5:30ごろでは、ダウは0.7％台、S&P500も0.5％台の上昇、逆にNasdaqは0.5％台と下落中。米10年債利回りは3.2％台を維持上昇、原油価格は一時64.14まで上昇後62.84近辺で推移。
GBPUSDは、英国のEU離脱後の金融サービスで近く合意の可能性などの朗報と、ネガティブは発言等が混在し、ポンド相場が変動へ。早朝は週末に英紙サンデータイムズの報道に1.2950台→1.2970台とギャップを明けて取引が開始。アジア・欧州市場を通じて大枠1.2965～30のレンジで上下し、米国市場の終盤にかけては、1.3030台の上限を上回り1.3050台まで上昇中。
EURUSDは、イタリア2019年の予算案をめぐり21日にイタリアを処分との報道をモスコビシ欧州員は否定。ただし、引き続き財政規律を求める声は止まず。ECB報告はインフレ加速につながる見通しを示すも反応は鈍い。欧州市場の1.1355をボトムに米国市場の終盤には1.1424まで続伸中。
USDCADは、ポロズ・カナダ中銀総裁は金利引き上げの可能性を示唆し、一時1.2964まで下落するも続かず。米国市場に入り予想を上回る米ISM非製造業景気指数とフィキシングを境に反発しロンドンクロージングタイムには1.3110台まで値を戻し、結局は前日と大きな変化は見られず。
USDJPYは、米中間選挙を前にして、米株や米金利の変動でも動けず。アジア・欧州市場は大枠113.10～35のレンジ相場。米国市場に入っても113.08～113.26のレンジ内で推移。
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23:45 USD 10月 総合PMI・確報値＝54.9（予想54.8 前回54.8）、サービス業PMI＝54.8（予想54.7 前回54.7）
0:00 USD 10月 ISM非製造業景気指数＝60.3（予想59.4 前回61.6）→ 予想を上回るも前回からは低下へ
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【北米】
トランプ大統領＝中国は合意を望んでいるが、私はなくてもかまわない。
ポンペオ米国務長官＝日本にイラン産原油の禁輸措置の暫定的な敵情除外を認める。日本、中国、韓国、台湾、インド、イタリア、トルコ、ギリシャについては同国産原油の禁輸措置の対象外とした。
トランプ大統領＝イランに対する原油関連の制裁について、エネルギー市場が衝撃を受け原油価格が上昇するとの懸念があることから、導入は段階的に行いたい
米FF金利が8月以降初の低下（前日2.2→2.19％）、出来高1カ月ぶり高水準に
ポロズ・カナダ中銀総裁＝政策金利を中立金利の目標に達するまで引き上げる必要がある。最近の状況は経済の停滞的な見通しを示していない→ この報道を受けUSDCADは一時1.3100→1.3071まで下落するも続かず、反騰へ。
【欧州】
ECB報告書＝生産能力の上限に達しつつあるユーロ圏企業が増えており、インフレ加速につながる見通し。 最近の指標はユーロ圏経済の勢い低下を示しているが、域内経済は長期的な潜在成長率を上回る成長が続き、スラック（たるみ）の段階的な解消をもたらしている
英紙サンデータイムズ（4日）＝英アイルランド国境問題を巡り、メイ英首相が問題の解決につながる「譲歩」をEUから引き出した。 一方、ロイター通信＝首相官邸は報道を「臆測にすぎない」と否定。
英サンデータイムズ紙＝EUのラーブ離脱担当相が否定する見解を。
英FT紙＝英EU離脱交渉担当官らは金融サービスについて合意に達する
英政府＝11月に合意できなければ合意なき離脱となる可能性がある。
コベニー・アイルランド外相＝時間限定や英国の一方的に終わらせるバックストップ案はEUもアイルランドも決して同意できず。
グレン英金融サービス担当相＝英国EU離脱後の金融サービスを巡る合意取りまとめ近いうちの合意を確信。
メール仏財務相＝イタリア2019年予算案を巡りEUと対立している問題について、通貨ユーロの一大事との認識
モスコビシ欧州委員＝11月21日にイタリアへ処分を下すとの報道をフェイクだと否定。
ユーロ圏財務相＝イタリアに対し立場を見直し、欧州委員会の懸念に対応し合意済みの規律を尊重する」よう求めた
ユーロ圏財務相（EU当局者）＝イタリアのトリア経済・財務相に対しイタリアは来年の予算案を修正し、EUの財政規律を順守する必要があるとの考えを伝えた。
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