2018/11/25

EU特別首脳会議で、英国のEU離脱案を正式に決定。

EU特別首脳会議で、英国のEU離脱案を正式に決定。決裂を回避し今後は、英議会と欧州議会が承認するかが焦点に。

英領ジブラルタルの扱いをめぐりEU内の足並みが乱れたが、24日午後に英国とEUはスペインの問題を協議し妥結した。

日経新聞では、EUは25日の首脳会議で(1)英離脱の条件などを定めた「離脱協定案」、(2)離脱後の通商など将来関係の大枠を示す「政治宣言」の二本柱の離脱交渉の合意案を正式決定。

離脱協定案では、英・EU双方が在英、在EU市民の権利を保障することや、離脱に伴って英国がEUに「清算金」を支払うことなどで合意。20年末までは英国をEUの単一市場・関税同盟に残留させて環境の激変を避ける「移行期間」の設置も盛り込んだ。ただ、イギリス議会では反発が多く承認できるかは不透明。

ある程度予想されていたこととは言え、週明け月曜日のポンド相場がどこまで上昇できるか注目!