2018/11/21

2018年11月21日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年11月21日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

明日の米感謝祭、明後日のブラックフライデーと日本の勤労感謝の日と休みが続き、早くもクリスマス商戦ムードが高まる中で、世界的な株安傾向は続くも、今日の日本株は予想外に底堅さがみられ、為替相場はドル売りの流れで、逆に円売りへ。


USDJPYは、日本株と中国株が大幅安から下げ幅を縮めたため、112.64をボトムに一時112.94まで上昇。昨日に続き113.00を巡る攻防を繰り返している。株価連動のUSDJPY相場ながら、113円台を抜けた後の相場の動きを見てみたい。

EURUSDは、1.1366をボトムに上昇。サルビーニ・イタリア副首相は予算案の修正に反対していたが、イタリア紙スタンパは「予算の修正にオープン」との報道で、EURUSDは1.1400台まで続伸。

GBPUSDは、EURUSDの上昇の影響はあるも、メイ英首相の不信任決議案を巡り、「必要人数の48名の書簡が集まる見込』との報道や、いや「メイ首相降ろしは頓挫している』との報道が入り乱れる中、昨日のスタージョン・スコットランド首相に続き、今日はユンケル欧州委員長との会談が予定されている。EU首脳会議の25日を見据えた動きと思われえるが、どのような結果になるのか、ならないのか? 注目したい。

AUDUDとNZDUSDも、予想外に底堅い株価に株安連鎖も小康状態との認識なのか、共に上昇。AUDUSDは0.7202をボトムに0.7240まで続伸、テクニカルでも買い変化を期待したくなるが、最近の傾向として裏切られることが多く、積極的な買いはためらわれる。

日経平均株価は取引開始直後の350円近くの下げから、下落幅を縮め-75.58(-0.35%)で終了。中国株も下げ幅を縮め上海総合は+5.65(+02.1%)上昇、ダウ先物も小幅高で推移。米金利は小幅上昇へ。