2018/11/01

2018年11月1日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018年11月1日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

欧州株は総じて堅調推移、米株は上昇からスタートするも勢いは見られず、米10年債利回りは一時3.174%まで上昇、為替相場はドル全面安。

アジア市場から続く、NZDUSD、AUDUSD、GBPUSDの上昇は止まらず、米国市場に入っても上げ幅を拡大し1.2~1.8%近くの上昇へ。他の主要通貨でもドル売りの連鎖は止まらず、USDJPYも安値を更新し112.60台へ。

GBPUSDは、「英・EUは、金融サービス巡る暫定合意し、ブレグジット後もアクセス維持」との報道に上昇、欧州市場では一時1.29200まで上昇。バルニエ首席交渉官は「金融サービスについて報道は誤解を招く」との報道に一時1.2850まで値を下げるも、米国市場に入っても買の流れは止まらず、BOEの金融政策委員会は予想通り政策金利を据え置き、ブレグジットリスクを気にする中で、カーニーBOE総裁から「合意なき、移行期間なきブレグジットの可能性は低い」との発言に1.2930台へ上昇。

AUDUSD・NZDUSDは、中国の景気刺激策が続き、中国株は上昇へ。AUDUSDは0.7000の重要なポイントを意識しながらも、アジア市場の0.7070台をボトムに上昇傾向止まらず。欧州市場では0.7180台へと続伸し、米国市場に入っても0.7190台へと続伸中。

USDJPYは、アジア・欧州市場と大枠112.70~00のレンジで推移するも、米国市場に入りドル全面安の流れと、米株の伸び悩みにアジ・欧州市場の安値を割り込み一時112.64まで続落しようやく下げ止まる。