2018/11/14

2018年11月14日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年11月14日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日本のGDPは前期比-1.2%とマイナスへと落ち込み、円売りからスタートし、日経平均株価は上昇からスタートするも続かず、終盤にかけて何とか前日比でプラス圏を維持。 USDJPYも113.99まで一時上昇するも続かず、113.83~99の高値圏で推移、株価次第で上下いずれの方向にでも変化の可能性大。

また、これらかの欧米市場では、独GDP、英CPI・PPI、仏GDP、ユーロGDP、米CPIと相場変動要因はずらり。

ブレグジット合意の草案を合意し、次は英国が今日午後11時からの閣僚会議でEU懐疑派の反対を乗り切れるか? また、EU側は閣僚会議を受け、特別首脳会議を25日に開き正式に合意となる。

いずれにしてもどのような障害物が目の前に待ち構えているのか心配で、大きなポジションは持てないものの、今日の閣僚会議を乗り切れれば、ポンドのさらなる上昇の期待も強まる。

GBPUSDは早朝の1.2954をボトムに米国市場の高値1.3047を試すも高値は1.3035と上値トライは失敗。午後11時の英閣僚会議の結果を見守る動きに。

中国の鉱工業生産と固定資産投資は予想を上回るも、小売売上は低迷。この発表を受けAUDUSDは直後値を下げる局面も見られたが、0.7213~38のレンジと動きは鈍い。

USDJPYは、注目の第3四半期GDPの1次速報は前年日-1.2%と予想-1.0%、前回3.0%)と前回からは雲泥の差。日銀は内閣府が発表するGDPの数字の信憑性を疑う動きもあるが、震災の影響もあるとのこと。

早朝の113.75をボトムに弱いGDPと日本株の上昇に113.99まで上昇するも株価が反落、113.83~99のレンジと動きは超閑散。ただし、午後11時からの英閣僚会議を受けた、GBPJPYの動きにUSDJPYも左右される可能性と、株価の動きに注意。