2018/11/13

2018年11月13日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018年11月13日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

為替相場は、ドル売りの流れは止まらず、円売りも。日本株大幅安、中国株小幅上昇、欧州株も強く、米株先物も小幅高で推移。米10年債利回りは小幅低下、原油価格(WTI)も59ドル台と低水準で推移。

EURUSDは、イタリアは今日、13日に修正予算を欧州委員会に提出する期限で、イタリア財務相は19年成長率目標を1.5%→1.0%引き下げ、財政赤字の目標を維持する可能性が高くなりEURUSDは1.1270台へ一時上昇。

GBPUSDはブレグジットをめぐる合意期待に上昇。英政府筋が「ブレグジット行為は前日よりも近づいている」との報道や、英ラーブEU離脱担当相は「ブレグジット交渉の進展に自信がある」と発言。いい加減、白黒をはっきりつけてほしいいが、今日・明日で何等かの合意期待を込めたGBP買いが強く一時1.2980まで上昇。

USDJPYは、113.50を割り込めず、逆に114.10台も超えられず。米中の再接近はリスク回避の巻き戻しと動き、欧州株も強く、米株先物も小幅高に、一時114.15まで上昇するも、来日中のペンス米副大統領は「日米間の貿易不均衡はあまりにも長く続いている」と発言。日米金利差拡大による円安リスクと、今後の日米通商協議を気にする流れに円高へのリスクとが混在。