2018/11/02

2018年11月2日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年11月2日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週末金曜日、米雇用統計の発表を控え動き難い中で、米国の米中貿易戦争の休戦準備に、株高=ドル安+円安へ。昨日に続きAUDUSD+NZDUSDの上昇が目立っている。

前日の米株高に1段目ロケットに火が付き日本株上昇、トランプ大統領が中間選挙対策なのか、後場に入り中国との貿易合意(対中貿易戦争の休戦宣言?)の草案策定を閣僚に指示との報道に、2段目のロケットに火が付き日本株は+556.01(+2.56%)と大幅に上昇。

もちろん中国株も大幅上昇し、上海総合は+63.11(+2.41%)の上昇、ダウ先物も0.8%近くへ上昇、米10年債は3.169%と、NY市場の米雇用統計を控えて高値圏で推移している。

USDJPY、112.80円台の売りに上値は重く、112.56~85のレンジ相場から、「米国は中国との貿易合意の草案策定」との報道に、日経平均株価が急伸したことで113円台の売りを消化し一時113.10円まで上昇。クロスでも昨日に続き円は全面安で、特にAUDJPY+NZDJPYの上昇力が目立っている。

GBPUSDは、昨日ブレグジット交渉の楽観的見通しと、強気なBOEのインフレレポートに急伸した流れを維持するも、伸び悩み気味。ドル全面高の中で忘れされているような動きで、1.2980台~1.3010台の狭いレンジで推移。

期待通り、米中間が貿易戦争の停戦へと動けば、豪ドルやNZドルが選好されることになる。昨日のAUDUSDとNZDUSDの急伸も米中首脳電話会談で「G20で米中首脳会談へ、貿易摩擦問題で進展へ」との報道が引き金となっていた。AUDUSDは狭いレンジから0.7200→0.7250台へ一時上昇。NZDUSDも0.6650台→0.6690近くへと一時上昇。昨日に続き連騰中。

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