2017/07/11

2017年7月11日(火曜)昨日10日、海外市場の動き

2017年7月11日(火曜)昨日10日、海外市場の動き

週明け月曜日の為替相場は、米国市場を含め一日を通じて動きは緩慢でミニ夏休み相場。本日11日のBOE政策委員の発言と、12日のイエレンFRB議長の議会証言待ちで、米株は弱く、米債利回りも低下ぎみ。

ダウは-5.82(-0.03%)、S&P+2.25(+0.09%)、Nasdaq+23.21(+0.38%)、米10年債利回りは前日2.39→2.37%、2年債も1.34→1.383%へ低下。原油価格(WTI)は小幅上昇し44.42ドルへ。

為替相場は弱い米労働市場情勢(LMCI)や強い米消費者信用残高にも動けず。USDZARは0.74%とドル高へと動くも、主要通貨の動きは緩慢で、USDCHF+0.18%、USDJPYは前日比+0.11%、EURUSD-0.01%、GBPUSD-0.028%、AUDUSD+0.038%、USDCAD+0.09%。

USDJPYは、5月10日以来となる久々の114円台でクローズ。早朝の取引開始の113.86をボトムに、日本の貿易収支の予想外の悪化に円売りが強まるも欧州市場序盤の114.30をトップに、クロスを含めて円売りは続かず、米国市場に入り株安+債券利回りの低下に114.00円まで値を下げ、米国市場では114.00~25の狭いレンジで推移し弱さは変わらず。

EURUSDは、1.1395から欧州市場に入り早出の欧州勢の買いに一時1.1418まで上昇、独貿易黒字額は予想通りで、ユーロ圏のセンティックス投資家信頼感指数が予想を若干下回るも高水準を維持。ECBの緩和策解除期待に一部ではユーロ圏の債券が急落する懸念もあり、1.1382まで値を下げ米国市場に入ってもこの水準を維持し、1.14挟みで推移。


◎日本国際収支、経常収支=1兆6539億円(予想1兆7963億円)、貿易収支=-1151億円(前回5536億円)と貿易収支が予想外のマイナスとなる。
◎中国CPI=前年比1.5%(予想1.5%)と変わらず
◎独貿易収支=203億ユーロ(予想203億ユーロ)と変わらず。
◎ユーロ圏 センティックス投資家信頼感指数=28.3(予想28.4)と予想を若干下回るも高水準が続く。
◎労働市場情勢(LMCI)=1.5(予想2.5 前回2.3)→ 予想と前回を下回る。
◎消費者信用残高=184.1 億ドル(予想126億ドル)

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