2017/07/18

2017年7月18日(火曜)昨日17日、海外市場の動き

2017年7月18日(火曜)昨日17日、海外市場の動き

東京市場が連休の中、材料に乏しい週上げ月曜日。米国市場は弱いNY連銀製造業景況指数に一時ドル売りが加速するも、結果はドル小幅高。米株は前日とほぼ変わらず小幅低下、米10年債利回りは低下し、原油価格は軟調に推移。

為替相場は先週金曜日のドル下落から調整色が強く、GBPUSD(-0.37%)+AUDUSD(-0.35%)+NZDNZD(-0.36%)+CADUSD(+0.37%)とドル高へと動き、逆にEURUSD(+0.11%)とEUR高(ドル売り)で、USDJPY(+0.09%)は上下変動後に小幅ながら円安へ。

米株の動きは鈍く、ダウ-8.02(-0.04%)、S&P-0.13(-0.01%)、Nasdaq+1.97(+0.03%)、米10年債利回りは弱い米経済指標を受け前日2.332→2.314%へ低下するも、2年債は1.356→1.3557%とほぼ変わらず。

原油価格(WTI)はOPECの減産に懐疑的な見方が強く45.99ドルと-0.55ドル(-1.18%)低下。BITCOINは2か月ぶりに2000ドル割れとピークから1/3下落。

USDJPYは、東京市場が海の日で祭日の中、アジア・欧州市場の序盤に一時112.77まで上昇するも、NY連銀製造業景況指数に米金利は軟調に推移しドル売りへ。先週金曜日の安値112.27を意識したのか112.30台で下げ止まり、オプションカットから上昇が始まり、ロンドンフィキシングでは112.87まで上昇し上げ止まり112.60近辺で終了へ。

EURUSDは、先週金曜日の弱い米経済指標を受けたドル売りの反動でアジア市場では1.1475を高値に利食いのEUR売りが先行。一時先週金曜日の米経済指標後の安値1.1430台まで値を下げるも、ユーロ圏CPI後から反発が開始、弱い米景況感指数に1.1487まで上昇。主要通貨では唯一ドルに対して強含みで推移し7月12日の高値1.1490を狙える水準で推移。

GBPUSDは、アジア市場の高値1.3113と先週金曜日の水準を超えられず、米国市場の終盤にかけて1.3047まで続落し主要国通貨では弱さが目立っている。特にGBP売り材料は見られず利食い先行と思われ、先週金曜日の弱い米CPIを受けたドル売りが始まった水準の1.2973→1.3114の半値近くで下げ止まり強さは何とか維持。


◎中国の第2四半期のGDPは、前年比6.9%(予想6.8% 前回6.9%)→ 前年比は予想を上回り前回と変わらず
◎中国の鉱工業生産=前年比7.6%(予想6.5% 前回6.5%)→ 予想と前回を上回る
◎中国の小売売上高=前年比11.0%(予想10.6% 前回10.7%)→ 予想と前回を上回る
◎中国の固定資産投資=年初来前年比8.6%(予想8.5% 前回8.6%)→ 予想と前回を上回
◎ユーロ圏CPI・改定値は、前月比0.0%(予想0.0% 前回-0.1%)、前年比1.3%(予想1.3%  前回1.3%)、コア前月比0.2%(予想0.2 前回0.0%)、コア前年比1.2%(予想1.1% 前回1.2%)→ 前月比は小幅上昇し、前年比では変わらず。
◎NY連銀製造業景況指数:業況指数=9.8(予想15.0 前回19.8)→ 予想を大幅に下回る


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