2017/07/25

2017年7月25日(火曜)昨日24日、海外市場の動き

2017年7月25日(火曜)昨日24日、海外市場の動き

週明けの月曜日。為替相場は前日比で小幅な変動で終了。

クシュナー大統領上級顧問はロシア大使との対面認めるも共謀は否定。今後の注目は、オバマケア代替法案の上院での採決の動き。26日のFOMC、28日のGDPへ。

為替相場は前日比では、EURUSD-0.21%、NZDUSD-0.21%と弱い反面、GBPUSD+0.27%、AUDUSD+0.12%、USDCAD-0.25%と強含みで推移。USDJPYは-0.02%と一時に円高から結局は元の水準に逆戻りしている。

米株はダウ・S&PとNasdaqの動きは異なり小幅変動へ。米債利回りは強い米景況感指数に上昇(住宅関連は弱い)、原油価格は減産期待に上昇へ。

米株は強弱混在、ダウ-66.90(-0.31%)、Nasdaq+23.05(+0.36%)、S&P500 -2.63(-0.11%)、米10年債利回りは前日2.238→2.254%へ、2年債も1.34→1.36%へ上昇。原油価格(WTI)はサウジの原油輸出削減の見通しとシェール生産の減少期待に46.39(+0.62+1.35%)上昇へ。

EURUSDは、早朝の1.1680台を高値に利食いの売りとEURGBPのロングの巻き戻しが強く、弱いユーロ圏景況感指数を受け欧州市場では1.1630台へ下落。米国市場に入って米金利も上昇し1.1660を戻り高値に1.1626まで値を下げている。ただし、相変わらずドラギECB総裁のタカ派発言以降は、1.1620台~1.1680台のレンジで推移しており、レンジブレーク後の次の動きが気になる。

USDJPYは、不安定な日米政局や株安の流れを受け、欧州市場で110.50のポイントを狙う動きに一時110.62まで下落するも失敗。7月20日の112.42の高値から米金利の低下を受けて下落が始まった動きはようやく弱まり、強い米マークイットPMIから米金利の上昇に短期のショートカバーが強まり111.32まで上昇し111.00台で終了。テクニカルベースの円高トライが短期間で終わるのか、引き続き110.50~80を底値として維持できるかを注目。

◎ユーロ圏総合PMI・速報値=55.8(予想56.2 前回56.3)、製造業PMI・速報値=56.8(予想57.2 前回57.4)、サービス業PMI・速報値=55.4(予想55.6 前回55.4)→ 予想を下回り売りへと変化
◎米マークイット総合PMI・速報値=54.2(予想 前回53.9)、製造業PMI・速報値=53.2(予想52.2 前回52.0)、サービス業PMI・速報値=54.2(予想54.0 前回54.2)→ 予想を上回る
◎米NAR中古住宅販売件数=前月比-1.8%(予想-0.9% 前回1.1%)、552万件(予想557万件 前回562万件)→ 予想外に悪化へ


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EU反トラスト当局=自動車大手によるカルテル行為を巡る調査に応手株価は下落。

ギリシャ=3年ぶりに債券市場へ復帰、5年債発行を計画。

クシュナー大統領上級顧問=ロシア大使との対面認める 16年、共謀は否定。

原油価格は上昇=サウジは8月の石油輸出を日量660万バレルに制限し、前年度の生産量を100万バレル近く下回るとの見通しや、OPEC主導の生産カット契約から免除されていたナイジェリアは、輸出を1日当たり180万バレルに制限することを約束。原油安を背景に米国のシェール業者が生産にブレーキをかけているとの摘が要因。