2017/07/03

2017年7月3日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年7月3日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週明けの月曜日、昨日の東京都議会選での都民ファースト圧勝と自民党の凋落が円高と読んだのでしょうか? USDJPYは先週末終値から円高でギャップを空けて取引が開始したのですが112.08をボトムに円売りも続かず。逆に112.50台まで値を戻していました。

日本株は東京都議会選と日銀短観の強い結果を受けながらも、影響も鈍く+22.37(+0.11%)の小幅高で推移。明日4日は米国市場が独立記念日で休場となることもあり、本日の値動きが市場の総意であることは確認できそうにありません。

欧州市場に入るGBPUSDの上昇からスタートし、EURUSD+AUDUSD+NZDUSDでは軟調に推移するも、GBPJPYの上昇の影響なのか、GBPUSDは下げ幅を縮小し上昇へと変化し、USDJPYも先週金曜日の高値112.60を上回り112.80台へと上昇しています。

現点では都議会選に限られてはいますが、安倍政権の支持率低下と合わせて考えれば、円にとっては決してポジティブな材料とは思えません。海外勢の円売りの動きには注意が必要です。

◎日銀短観は大企業製造業と非製造業共に前回を上回り大企業全産業設備投資も強い、企業の景況感は改善が続く。
◎中国財新製造業PMI50.4と50を超え3か月ぶりの高水準で強さが目立つ。
◎本日の米国市場では相場変動が比較的高い米ISM製造業景況指数の発表があり注意が必要です。


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