2017/07/25

2017年7月25日(火曜)アジア・欧州市場序盤動き

2017年7月25日(火曜)アジア・欧州市場序盤動き

日経平均株価は-20.47(-0.10%)と小幅ながら2万円を割り込み下落。欧州市場の序盤の株価は上昇からスタートし、原油価格(WTI)は上昇傾向を続けています。

今日は独IFOと米CB消費者信頼感指数の発表がありますが、大きな変化は期待できそうにありません。

それよりも、引き続き注目点は、オバマケア代替法案の上院での採決、FOMC、そして、米GDP。

NZDUSDは、NZでは乳製品が主要輸出品で、乳製品価格の変動で為替相場が動くことも多々あります。その乳製品ですが「NZの一州で畜牛にマイコプラズマ感染症が発症」との報道が流れ、NZDUSDは0.7420台→0.7400まで一時急落しましたが、影響が限定的との観測に買い戻しが強まり前日終値水準の0.7430台で取引されています。

AUDUSDは、NZDUSDの下落の影響に一時0.7900台まで下落しましたが、明日の豪CPIを前にして積極的なAUD売りも見られず、かといって通貨当局の豪ドル高けん制発言の影響も消えず。結局のところ0.79絡みは買い、0.80接近は売りの流れを継続中です。1時間足のオシレーター系は買われすぎを示唆しており、短期の下げの可能性も残りますが、明日のCPIでこのレンジを抜け出すことを期待しています。

USDJPYは、午前9時50分の仲値のドル買い需要が高いとみられ一時111.30台まで上昇するも、実需の買いが終わり日本株が弱含むと失速。111円の大台を割り込み欧州勢が参入すると110.80台まで下落するも、110.50~80近辺ではドル買い需要強く再び111円台を回復。ドル円も110.50-80~111.50のレンジ相場入り。

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NZドルは畜牛にマイコプラズマ感染症が発症したとの報道一時急落するも、直ぐに影響が限定的との思惑から買い戻しも強まる。

メルシュECB理事(シンガポール)=ユーロ圏経済の成長に自信を深めているが、インフレを上昇させるためには、引き続き非常に大規模な金融緩和が必要。基調インフレ率は依然として低く、好転を確信できる兆候はまだ見られない。

独6月の輸入物価指数は、前月比-1.1%(予想-0.7%)、前年比2.5%(予想2.9%)と、予想を下回る。


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