2017/07/24

2017年7月24(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年7月24(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週明けのアジア市場では、日経平均株価は2万円の大台を割り込み19,975.67と-124.08(-062%)で終了。逆に米金利は強含みで推移し、為替相場は小幅な変動にとどまっています。市場参加者のマインドは相場の転換を期待したくなる状況となっていますが、現在の流れの本質は変わっていないと考えます。

USDJPYは、110.77円まで一時下落から株価が下げ止まると、先週末のNYクローズ水準近く111.10台を近くへ値を戻しています。ただ、上値は重い状況は変わらず引き続き下値リスクが残り、110.50が大きなポイントになっています。

EURUSDと先週末のNYクローズから強含みで推移しましたが、1.1684を高値に1.1700の大台をつけることもできず逆に失速しましたが、7月20日のECB理事会+ドラギECB総裁発言に急騰した流れは変わらず、1.1610台~1.1680台のレンジ相場を継続中で、上値をトライの流れは変わらず。   

GBPUSDは1.300を中心とした上下変動が続く中で、一時先週金曜日の高値1.3020を上回り1.3022までの上昇しましたが、欧州勢の売りに1.2990へと早朝の水準逆戻りした後に、再び1.3010台へ上昇とレンジ内での取引を継承中です。

AUDUSDは先週末のNYクローズからAUD売りでギャップを空けてAUD売りの0.7900台で取引がスタートましたが欧州市場に入ると徐々に値を切り上げ0.7950台まで上昇と、0.8000の大台を再び狙う動が続いています。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


IMF世界経済成長見通しの改定値=2017年世界経済成長見通しは3.5%、2018年3.6%と4月時点と変わらず。

米上院共和党指導部=7月25日にオバマケアの廃止や代替法案の採決を目指す。世界景気の回復は経済規模が世界最大の米国や、英国への依存度が低下する一方、中国と日本、ユーロ圏、カナダへの依存を強めている。