2017/07/22

2017年7月22日(土曜) 昨日21日、海外市場の動き

2017年7月22日(土曜) 昨日21日、海外市場の動き

円全面高! 米株は小幅安、米債利回り低下、原油価格も下落へ。

モラー特別検察官による捜査がトランプJrやビジネスパートナーへと調査拡大が広まり、スパイサー米報道官が広報部長就任の人事に反対し辞任とトランプ政権への不安は解消できず(最近は慣れつつありますが)。

USDJPYは弱含む株価と金利低下、原油安を受け円ショートカバーが続き111.12で終了(前日比-0.69%)と主要通貨で下げ幅はNO.1で、円クロスでもAUDJPY+1.255を筆頭に、GBPJPY-0.53%と円全面高。

NZDUSDは一時0.7458まで上昇し、昨年9月の高値0.7485を目指す勢いの中で終了するも、逆にAUDUSDはアジア市場でデベル豪中銀副総裁の「海外の利上げに自動的に追従する理由はない」とのハト派発言に一時0.7875まで急落。欧米市場にかけて0.7930台まで反発するも、0.7900~20のレンジで推移し前日比-0.53%の0.7913で終了。結果としてAUDNZDは14日来の安値となる1.0610台まで下落。

EURUSDは、昨日のドラギECB総裁発言「ECBは秋に決定を下す」との発言から続く上昇傾向を維持し、一時1.1683まで上昇、終値でも前日比+0.29%の1.1663と2015年8月の高値1.1714を目指す動きを維持。

ダウは弱いGEの決算に下落から始まり一時前日比110ドル近く下落するも徐々に値を戻し-31.71(-0.15%)で終了。S&P-0.91(-0.04%)、Nasdaq-2.25(-0.04%)

米10年債は、独10年債利回り0.53→0.506%へ低下するなど、ユーロ圏の国債利回りの低下と、世界的な株価の低下に、前日2.259→2.2375%へ低下。原油価格(WTI)は46.92→45.60(-1.31-2.81%)と低下へ。

◎カナダCPI=前月比-0.1%(予想-0.1%)、前年比1.0%(予想1.0%)、コアCPI前年比1.4%(予想 前回1.4%)
◎カナダ小売売上高=前月比0.6%(予想0.2%)、除く自動車=-0.1%(予想0.0%)

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スパイサー米報道官が辞任し、サンダーズ副報道官が報道官に昇格=スカラムチ氏の広報部長就任の情報流、スパイサー氏は大統領執務室でトランプ氏に詰め寄り、「スカラムチ氏か私か」と突きつけたという。スパイサー氏はトランプ氏が身動きしないでいるのを見て、辞任を表明した。

モラー米特別検察官=トランプ・ジュニア関連の文書保全を要請

米政府は米国民の北朝鮮渡航を禁止すると発表

ECB専門家予測調査
HICP見通し、4月時点比 2017年1.6→1.5%、2018年1.5→1.4%、2019年1.7→1.6%、
GDP見通し、201年1.7→1.9%、2018年1.6→1.8%、2019年1.5→1.6%、"

複数のECB政策立案者=10月にQE巡る決定の公算大と想定