2017/07/17

2017年7月17日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年7月17日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

東京市場は連休で、相場変動の材料も乏しい週明け月曜日。アジア市場は中国発の強い経済指標にも動意は薄く、米債利回りは軟調に推移する中でも、逆にドルは小幅高の展開となっています。

原油価格(WTI)は46.79ドルへ上昇、FTSEは上昇するも、独DAXは弱く、米10年債利回りは2.31%へと軟化。

数少ない経済指標の中で注目の、中国のGDPは6.9%と予想9.8%を上回り、鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資も予想と前回を上回る結果となりましたが、今日のAUDUSDの動きは鈍く、逆に早朝の0.7830台を高値に0.7800台まで小幅下落となっています。

主要通貨は全体的に先週金曜日の弱い米経済指標を受けたドル急落から利食い先行による小幅反発となっていますが、いつながら本日の海外市場で株と債券利回りを確認しながらもの動きと考えます。

特に、市場をリードすることが多い、EURUSDは先週一週間を通じて1.1460~90で頭打ちとなってり、1.14割れ買い=1.1470台売りの流れで今のところ売り先行となっています。

USDJPYは、先週金曜日に113.00を割り込んでから急落→安値1112.27の61.8%近くとなる112.77まで値を戻したのですが、今のところ戻りもこの水準で精一杯の状態となっています。

◎中国の第2四半期のGDPは、前年比6.9%(予想6.8% 前回6.9%)→ 前年比は予想を上回り前回と変わらず
◎中国の鉱工業生産=前年比7.6%(予想6.5% 前回6.5%)→ 予想と前回を上回る
◎中国の小売売上高=前年比11.0%(予想10.6% 前回10.7%)→ 予想と前回を上回る
◎中国の固定資産投資=年初来前年比8.6%(予想8.5% 前回8.6%)→ 予想と前回を上回る


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