2017/07/28

2017年7月28日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2017年7月28日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

仏GDPとCPIは強く、ユーロ圏景況感指数は強く、独CPIは強く、欧州金利は上昇しEURUSDは1.1750へ上昇しドル売りへ。

米GDPのGDPデフレーターは予想外に弱く、米株は小幅下落からスタート、上昇を続けていた米債利回りは、GDPを受けて下落しドル売りが強まる。

米GDPと同時刻に発表されたカナダGDPは強く、原油価格(WTI)は49ドル台を維持しCAD買い続く。USDCADは1.2430台まで下落しカナダドルは他の主要国に対してもCADは上昇傾向を維持へ。

前日に弱さが目立ったUSDCHFは、今日も朝方の1.1260をボトムに1.1394まで上昇、1.1400の大台直前で上げ止まるも、前日比ではCHFの弱さが目立っている。

USDJPYは、米金利の低下に一時110.84まで下落するも、動きは鈍く110.80~111.30のレンジで推移。クロスでは円売り傾向が強い。

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◎FRN 第2四半期 GDP・速報値=前期比0.5%(予想0.5% 前回0.5%)、前年比1.8%(予想1.6% 前回1.1%)→ 前年比は予想外に強く2011年以降で最大の伸び率。
◎FRN 7月 消費者物価指数・速報値=前月比-0.3%(予想-0.4% 前回0.0%)、前年比0.7%(予想0.7% 前回0.7%)→ 前月比は予想外にマイナス幅が縮小

◎UR 7月 景況感指数:経済信頼感=111.2(予想110.8)、サービス業信頼感=14.1(予想13.4)、景況感指数=1.05(予想1.14)、 予想と前回を上回り10年ぶりの高水準でEUR買いの要因となる
◎EUR 7月 消費者信頼感指数=-1.7(予想-1.7 前回-1.7)→ 予想・前回と変わらず
◎EUR 7月 消費者信頼感指数は、-1.7(予想-1.7%)→ 予想・前回と変わらず
◎GER 7月 消費者物価指数・速報値=前月比0.4%(予想0.3% 前回0.2%)、前年比1.7%(予想1.5% 前回1.6%)、HICP前月比0.4%(予想0.3% 前回0.2%)、HICP前年比1.5%(予想1.4% 前回1.5%)→ 予想を上回りEUR買いが強まる
◎USD 第2四半期 GDP・速報値 前期比年率=2.6%(予想2.6% 前回1.4→1.2%)、個人消費=前期比年率2.8%(予想2.8% 前回1.1→1.9%)、GDPデフレーター=前期比年率1.0%(予想1.3% 前回1.9%→2.0%)、コアPECデフレーター=前期比年率0.9%(予想0.7% 前回2.0%→1.8%)→ 前年比は予想通りながら前回分は下方修正へ、GDPデフレーターが弱くドル売りが強まる
◎USD 第2四半期 雇用コスト指数=前期比0.5% (予想0.6% 前回0.8%)
◎USD 5月 月次GDP=0.6%(予想0.2% 前回0.2%)、前年比4.6%(予想4.1% 前回3.3%)→ 予想を大幅に上回り、米GDPを受けたドル売りも加わり、カナダドルは大幅に上昇
◎USD 7月 ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値=93.4(予想93.1 前回93.1)、景気現況指数=113.4(予想 前回112.5)、消費者期待指数=予想 前回80.2、


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