2017/07/05

2017年7月5日(水曜)アジア・欧州市場の動き

2017年7月5日(水曜)アジア・欧州市場の動き

米独立記念日明けの米国市場でFOMC議事録もあり、米株と米金利はどう動くのでしょうか? 非常に楽しみです。

それらを気にしながら始まった東京市場は、日本株とドル円相場はまさにコピー相場。日経平均株価はマイナスからスタートし一時前日より150円近く値を下げましたが、後場に入りもち直し前日比ではわずかながらプラスで推移しています。

ドル円相場は、昨日の北朝鮮のICBM弾道ミサイルにリスク回避の「株安=円高」の動きが心配されましたが、逆にそのような状態にもかかわらず底値の硬さが確認された動きとなっています。

欧州市場に入ると円はクロスを含め、全面安となりUSDJPYは過去2営業日に渡り上値を押さえていた113.50の壁を抜け出してはいますが、米国市場の動きを見るまではこれ以上積極的に買い上げることはできるかは、やや疑問です。

AUDUSDは、昨日の豪中銀声明から気勢を削がれてしまってはいますが、0.76台を何とか維持しており、EURUSDは1.1330~80のレンジで、GBPUSDは、1.3000の大台を回復できず上値は重い流れが続き1.2900~1.3000のレンジで、共に米国市場の動きを見守る流れとなっています。

さて、米独立記念日明けの米国市場は、どのような展開となるかは予想することは難しく、短期投機筋はポジションをニュートラルにする動きが予想されます。そのため、USDJPYはドルコールを維持しながらも、スポットでの取引は様子見したいと思います。

EURUSDは、昨日と変わらず、基本は上昇トレンドで変わらず。次回7月20日、9月7日のECB理事会に向けタカ派発言が盛り返す可能性も否定できず。過去3日間では上値の重さを見ると、上値の重さが目立っており、米国市場が独立記念日明けからの動きを見てから、または、1.1280~1.1300台では買いを狙うのも選択肢ではないでしょうか?

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※