2016/04/11

2016年4月11日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年4月11日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日経平均株はマイナス幅を急速に縮め-7.90(-0.61%)で引け、先物はロンドン市場に入り上昇、中国株も上昇を続けており、欧州株も上昇からスタート。

早朝は株安+円高の流れに悲観的なムードが一時広がっていたが、日経平均株価が底値から反発したここともあり、USDJPYも108円台へと値を戻している。

原油価格(WTI)は伸び悩んではいるも39ドル台後半で推移、週明け月曜日の為替市場は、円高を目指した短期筋の調整も見られる。

欧州市場に入り、市場の流れはをリードしたのはポンドの買いと円の売り。GBPJPYは152.20円近辺から一時154円近くへと急進。同時にEURGBPは0.8080→0.8010近くへ下落、EURUSDは下落し、大口のポンド買いの可能性も気になり、今後のポンド相場の動きを気に留めておきたい。

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黒田日銀総裁=日銀が市場動向を注視しており、物価目標達成のため必要ならばマイナス金利のみならず量的緩和も含めて「量・質・金利」の3手段で追加緩和を辞さない姿勢。

日銀調査=1年後(上がる7.6%→75.7%)と5年後(80.1%→80.0%)の物価見通しは低下し、QQE前の水準へ。現在の景況感は「良くなった」との回答が減少する一方、「悪くなった」との回答が増加した。

榊原氏=年末までに100円を超える円高も、介入は国際合意がある場合のみ実施可能、105円なら日本経済には何ら問題ない、日銀はおそらくさらに政策を緩和するだろう。


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