2016/04/04

2016年4月4日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き


2016年4月4日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週明けの為替市場は、先週末の円高の流れを継続、USDJPYは続落、クロスでも円高傾向が続く。

直近の円高の要因は、期末の円買いが一因と思われていたが、今日以降もその流れが続くことにでもなれば、話は別。

原油価格は36ドルドル台前半へと低下、日経平均株はプラス圏を維持できず小幅下落へ。中国市場は晴明節で参加者は減少へ。

USDJPYは112円を割り込んでからは、続落傾向は止まらず、今日のアジア市場でも弱い株価に連動し、円の買い戻しが目立っている。

最近の傾向では、111円~114円をコアのレンジに、110.60円をボトムに114.50円をボトムにしたレンジの流れの中で、下値をトライしている最中でもあり、現状では過度に円高の警戒感を持つこともないと考えている

しかしながら、クロスでこれ以上円高に動くと、テクニカルではさらに円買いが強まる可能性もあり、結果としてUSDJPYの売りの圧量が強まってくる可能性もあり注意はしている。

GBPJPYは、すでに2月と3月の安値158.40円台を若干ながらすでに割り込み、AUDJPYも3月28日の上昇スタート時の水準に値を戻している。

EURJPYは、他通貨と比較すると下げ幅は緩慢ながら、126.70台の重要なポイントまで値を下げ、チャート上は続落の流れに入っている。