2016/04/29

2016年4月29日(金曜) 欧州・米国市場序盤の動き

2016年4月29日(金曜) 欧州・米国市場序盤の動き

目立ったのは、原油高。米金利は強含みで、米株は小幅下落からスタートし、日本株先物は16000円の大台を死守。為替相場は、ユーロ買いが強く、円高水準が続くも、USDJPYは117円割れで下げ止まる。

ユーロ圏第1四半期GDP・速報値は予想を上回るも、ユーロ圏CPI・速報値は予想外にマイナス幅が拡大。ただし、EURUSDは底堅く上昇傾向を維持。

カナダ月次GDPはマイナスへと落ち込み、一時カナダドル売りが強まるも、原油価格は強く上下変動するも、USDJPYは1.2500~40のレンジ。

米個人所得は拡大するも、個人消費支出は弱く、コアPCE価格指数の前年比は予想通りながら前月より若干弱く、市場の反応はドル売りながら、続かず。

AUDUSDは、米国市場に入り、早朝の安値0.7620台を割り込み弱含みで推移。NZDUSDは、0.6950~0.7000のレンジで動けず。

USDJPYは、106.90円台をボトムにようやく下げ止まり、106.50~00円の水準はボトムの可能性も考えながらの展開となっている。

本日は祭日のため本邦勢が不在で、当局も動けない中での106円台。 休み明けの5月2日(月曜)に何処の水準にいるのか? 当局の口先介入の可能性などを考える必要がありそう。