2016/04/26

2016年4月26日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年4月26日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日経平均株価は、前日比-86.02(-0.49%)下落、原油価格(WTI)は42ドル台後半へと小幅上昇。為替相場は動意の乏しい展開が続く。

先週末に日銀の追加緩和期待に過剰反応した反動なのか? 日米の金融政策による相場変動を意識して手足が萎縮してしまった結果なのか? ゴールデンウィークを週末に控えて、積極的に動きたくないことの表れなのか? 

相場変動が拡大傾向にある昨今の為替相場にしては似合わない、狭い相場変動となっており、嵐の前の静けさにも思われる。

ドル円相場は、105円台を意識していた2週間前の円ブル相場はどこへ? 今、110円台を超えると逆に円ベアへと様変わり。円売りサイドでは、機関投資家や準公的機関も結構登場しているとも言われている。

何れの時期かは不明ながら、FOMCは利上げを、日銀は追加緩和(利下げ以外)をすることは間違いないと、多くの市場参加者が思っていることではないだろうか? 

それを納得する意味で、27日FOMC、28日の日銀の決定や発言に、次ぎの行動を予測し考える以外に手はなさそうであるが、相場は市場の期待を裏切ることは常であることも教訓として忘れないようにしたい。

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USDJPYは、日経平均株価の下落もあり、111.20台の上値は重く、株価がやや値を戻しても、上値の重さは変わらず、円はクロスでも買いが続き、ドル円の底値を探る展開が続いている。欧米市場に入りどこまで値を下げ、どこで反発できるのかを注目したい。

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