2016/04/11

2016年4月11日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年4月11日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

週明け月曜日の欧州市場は、経済指標の発表もなく、原油+株は弱く米金利が上昇する中で、ドル売りの流れが続く。

原油価格(WTI)は40ドル台半ばまで上昇、欧州株は強く、米株も上昇からスタート。米10年債利回りも上昇へ。

ルー米財務長官いわく「為替介入による競争的な通貨切り下げは容認できない」、「準備通貨としてのドルの地位を当然と思うべきではない」。

為替相場は、円を除きドル全面安で、結局はドル安+円安=主要通貨は全面高。

欧州のスタートはEURGBP、GBPJPYでのポンド買いで、USDJPYの動き108円~108.40円の比較的狭いレンジ上下。  

EURUSDは、欧州市場の安値1.3720台をボトムに1.1450近辺まで上昇。

GBPUSDは、欧州市場序盤の1.4110近辺をボトムにGBPUSDだけに限らず、EURGBP、GBPJPYとクロスでも大幅続伸。

AUDUSDは、欧州市場序盤をボトムに0.7630近くと続伸。
                  
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李中国首相=過剰生産能力に対処する方針を表明。かなり大きな下押し圧力がなお存在。一部部門のリスクは看過できない。成長を下支えするため、政府は適切な時期に投資事業に着手。

ルー米財務長官=為替介入による競争的な通貨切り下げは容認できない。準備通貨としてのドルの地位を当然と思うべきではない。

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