2016/04/13

思うこと!

思うこと!

ドル円は109円台を達成し定着するか? 非常に興味を持ってみている。この水準は4時間チャートのポイントでもあるし、109.00~10円ゾーンでは売り興味が強そうでもある。この水準を超えてくると、Dailyチャートのポイントとなる109.50~70円近くまで続伸する可能性が出てきて、その水準を超えると、市場センチメントに変化をきたす可能性もでてくる。

マイナス金利の日本と米国との金利差はれきぜんとしているが、実質金利差は日本のほうが上で、円高になっているとの指摘もある。この理論が正しく、そのために円高になっているかは不明だが、この条件は変わっていない。


IMFの経済見通しでは、日本の成長は主要国で最低のランクに属し、2017年はマイナス成長を予測しながらも、消費税引き上げを支持していることの矛盾を感じてならない。

もちろん、その通りになるかは不明ながら、日銀や政府は日本経済に自信を示し、強気姿勢は変えていない。いったい何れが正しく、何れが間違いなのか? 先の日銀短観を見れば一目瞭然とおもうのだが!それとも、マイナス成長を覚悟しながら、消費増税に走るとでもいうのあろうか?

さて、今週はカタール(ドーハ)の産油国会議で増産抑制で合意ができるのか? サウジとロシアは合意したとの報道に間違いなければ、イラン抜きでも初志貫徹するつもりなのであろう。

その期待による影響もあり、WTIは今日は若干下げているが41ドル台半ばをしっかりと維持しボトムアウトとも思えるような昨今の上昇。そのおかげで資源価格の上昇に恩恵を受ける、カナダドル、豪ドル、NZドルは上昇を続け、底打ち感も感じられる勢いでもある。

週末17日の産油国会議で期待通りの増産抑制で合意できればその流れがよりはっきりされそうである。