2016/04/28

2016年4月28日(木曜)昨日27日、海外市場の動き(午前5時現在)

2016年4月28日(木曜)昨日27日、海外市場の動き(午前5時現在)

FOMCは、予想通り金利据え置き、6月の利上げは未知数で、相場は上下変動。

FOMCは、世界情勢のリスク言及を削除→ ドル買いへ。成長ペースの鈍化+個人消費の鈍化を指摘→ ドル売りへと、上下へ変動しながらも流れはドル買いへ。

FOMCの発表は、中国や新興市場のリスクの低下による利上げ抑制は弱まっているも、小売や個人消費など直近の経済指標の強さは一時ほど感じられず。

6月の利上げの可能性は残しながらも、再利上げの時期は今後の経済指標次第で、金利先物市場は9月の利上げを織り込む。

為替相場は、直後の反応は声明文で強弱混在に、上下へ変動するも結果を見ると、ドル買いへ。 原油価格(WTI)は45ドル半ばへ上昇、米株は小幅上昇、米金利は低下、CRBは上昇、VIXも上昇へ。

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今日の日銀金融政策決定会合は、追加緩和があるのか、ないのか? あるとしたらどこまで積極的な金融緩和をするのか? 逆に、なければ次回の6月16日に追加緩和を実施するとの思惑が引き続き強く、円売りの材料とされている。ただし、111円台まで上昇していることで、相当織り込み済みに思えてならない。

弱さが目立つAUD+NZD。その、NZ中銀の金融政策があり、政策金利2.25%の据え置きが予想されるも、声明で再び相場変動が強まる可能性も。続落するのか、逆に反発するのか?

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USDJPYは、FOMCまでは平穏な111.00~111.40円の狭いレンジへ。FOMC直後は111.08~111.75のレンジで上下変動し111.50円超で推移。日本株先物が上昇を続けており、日経平均株価の上昇を見込んだ買いも強まりそうな気配。だたし、日銀の金融政策決定会合を控えどこまで買い上げることができるのか? 111.70~80円が当面の目標に。

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FOMC=政策金利0.25~0.5%で据え置き、6月の利上げの可能性を残す。

FOMC=世界情勢のリスク言及を削除→ ドル買いへ。成長ペースの鈍化+個人消費の鈍化を指摘→ ドル売りへ。6月の利上げは未知数。

FOMC=実質賃金は堅調な伸びだが、個人消費者穏やか。経済は緩やかな利上げに限り正当化する。労働市場は一段と改善 

FOMC=物価と世界経済、金融の動きを引き続き注意深く監視へ。ジョージ・カンザスシティー総裁は利上を主張し反対。


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