2016/04/14

2016年4月14日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年4月14日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

米株は小幅下落、EUROSTOXX50は小幅上昇、原油価格は41ドル台後半に値お戻して推移、米金利は上昇へ。

注目のBOEは9対0で金融政策の維持を決定するも、予想通りで動けず。議事要旨ではEU離脱の懸念を強めている。直後のポンド買いも続かず、逆に売りへと変化。結局はレンジの動きへ。

米新規失業保険申請件数は予想外に強く、米CPIは逆に予想外に弱く4月の利上げの目がさらに弱まり、直後の反応なドル売りへ。

USDJPYは、109.50円の壁を越えられず売りへと変化するも、108.90円を底値に下げ止まりも買い戻しは予想外に弱く、ダウンサイドのリスクが気になる。円クロスではAUDJPYの買いが目立つも、全体的に動きは鈍い。

EURUSDは、1.1230台を底値にようやく下げ止まり、弱い米CPIに1.1290台まで上昇するも、強さは感じられず。

GBPUSDも、BOEの金融政策は予想通りの据え置きで大きな動きは見られず、弱い米CPIに上昇→下落と、1.4110~1.4180のレンジで上下。

AUDUSDは、弱いながらも一人勝ちのムードがみられる。朝が発表された豪雇用統計は予想外に改善し、AUDクロスの買いの要因なのか強さが目立つ。

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BOE議事要旨=EU離脱決定すればポンドなど資産価格に著しい影響となり、不透明な期間が長引き、短期的な需要を押し下げる可能性。

BOE議事要旨=4月のCPIは、復活祭の航空運賃の影響が薄れ低下する見通し。

ユーロ圏のCPI改定値は前年比が0.0%と速報・前回より小幅上昇、BOEは予想通り金融政策の据え置きを決定。米CPIは予想外に弱い。

ロックハート・アトランタ連銀総裁=4月の利上げを支持せず。

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