2016/04/13

2016年4月13日(水曜)アジア・欧州市場の動き

2016年4月13日(水曜)アジア・欧州市場の動き

日経平均株価は452.43円(+2.84%)上昇、上海総合は1.42%上昇、欧州株も大幅上昇からスタート。原油価格(WTI)は41ドル台中で下落するも高値圏を維持。

市場のムードは世界的な株高にリスク選好パターンを継続するも、昨日上昇した資源国通貨は押され気味で下落へ。円相場もUSDJPYは上昇するも、円クロスでは強含みの円高で推移。

つい最近までの円高リスクを懸念した発言が嘘のように、円売りが続いている。108.50円を超え、109円を超え、重要な109.10~20円のポイントを試す動きとなっており、売り圧力が強いと思われる。

クロスの円売りは影を潜め、GBPJPYは155.40→154.80円へと一時下落、AUDUSDも85.40→一時85.00円割れへと値を下げるも、基本的には調整局面の域を脱しきれず、底堅い展開となっている。

原油価格は17日のドーハ会議で合意の期待が潜在的にあるも、決裂するリスクは全くない訳ではなく、今日の原油価格の下げはそのリスクに対しての動きと思われる。

EURUSDは、1.1400のポイントを下回って推移し強気になれない動きとなっており、1.1360~80の水準がポイントで売り圧力が強まりそうである。

AUDUSDは、引き続き底堅い値動きで、0.7640を維持できるかを注目している。大きくは0.7580~0.7610の水準では買い意欲が強そうである。
AUDUSD

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ユンケル欧州委員長=経済成長は依然として停滞。

ノット・オランダ中銀総裁=ECBの金融政策は新たな領域に突入。

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