2016/04/22

2016年4月22日(金曜)昨日21日、海外市場の動き

2016年4月22日(金曜)昨日21日、海外市場の動き

ドル高! 円はクロスで大幅上昇へ。ただし、日銀の追加緩和ムードが強くUSDJPYの下げも限定的。

原油価格(WTI)は一時上昇するも43ドル台前半へ低下、ダウ平均は続落し-113.75(-0.63%)低下、米金利は上昇、CRBは低下しVIXは上昇へ。

為替相場は、週末を直前に控えた利食い先行もあり、原油価格の上昇もあり欧州市場はAUD+NZD+CADは底堅く推移。

ドラギECB総裁発言も強弱混在ながらサプライズもなく、強い米新規失業保険申請件数の直後から米金利は上昇、リビヤ産油倍増報道や商品価格全体で利食いパターンに入り弱く、AUD+NZD+CADは売りへと変化。

同時にEUR+GBPも買いから売りへと変化、対円での下落が要因の一つ。円はクロスで激しい円高でUSDJPYは下落するも安値は119.30円台と限定的。

ドラギECB総裁は、「要な限り適切な程度の金融緩和を維持することが不可欠+ユーロ圏の成長見通しに対するリスクは依然下方+必要な限り適切な程度の金融緩和を維持することが不可欠」=弱気。「今回の会合で追加緩和に関して協議しなかった」=強気、この両面は特にサプライズはなかったが、EURUSDは直後に上下変動、上昇から強い米経済指標もありピークアウトし急速に売りへと変化。

米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想外のマイナスへと悪化、米住宅価格指数は予想通りながら、米CB景気先行指数は予想外の弱く前回も下方修正と弱気。ただ、米新規失業保険申請件数は43年ぶりに改善し低下、直後は米金利+原油価格は上昇し、ドル買いの流れが強まる。

サウジ石油資源鉱物省顧問は6月2日のOPEC層かいで増産凍結を協議と発言するも、何も合意事項はないといい、リビヤが石油生産を倍増する可能性を示唆、先の原油在庫が大幅も原油価格の上昇を削いでいる。

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ムハンナ・サウジ石油資源鉱物省顧問=OPECは次回6月2日の相違かいで増産凍結を協議。何も合意事項はないが、将来の協力のためのドアはまだ開かれている。さらなる協議が必ずや行われるだろう。

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