2016/04/06

2016年4月6日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年4月6日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

米FOMC議事録を直前に控えて、欧州市場のドル買いから、米国序盤はドル売りへと変化。

円高の流れは変わらず、ポンドの一人負け。原油価格の上昇し、AUD+NZDも上昇、CADは上下変動するも強さは見られず。

欧州株は強弱混在でEURUSTOXX50は若干の下落。ダウ平均はマイナスからスタート、原油価格は36ドル台後半へと上昇を維持。米金利は強含みで推移。

原油高=JPY高+EUR高、新興国株は3週間ぶりの安値で、かつてのリスク回避パターンに戻った動きだが、米国の早出からドル売りの流れへと変化。

EURUSDの上昇はEURGBPの買いが目立っており、GBPAUDも急落し、GBP売りの流れにも思われす。

USDJPYは、110円の大台を再トライ。昨日の瞬間芸から安定して110円を割り込むことができるのか注目。米FOMCを前にして決め打ちはできないが、原油高にも円高へと動き、流れの変化を感じる。

EURUSDは、欧州市場の序盤1.1320台をボトムに1.1400近くへと上昇。EURGBPの買いも強く、アジア・欧州市場の高値を更新中ながら、1.1400台は達成できず。

GBPUSDは、続落。1.4000の大台直前となる1.4005で下げ止まるも、GBPはクロスで下落、戻りも限定的。

AUDUSDは、0.7530~0.7570のレンジから上値をトライ中。

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菅官房長官=市場の動き注視

IMF分析報告書=柔軟な為替レートや外貨準備に支えられ、新興国はこれまでのところ、資本流入の数十年ぶりの大幅鈍化を乗り越えてきたとの見解を示した。

MSCIEM=3週間ぶりの安値へ下落。

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