2016/04/08

週末の金曜日の独り言。

週末の金曜日の独り言。

報道機関が円高、円高、円高と大騒ぎしたのが原因なのか、それとも本当に円高を危惧しているのであろうか? 

麻生財務相、菅官房長官、石原経済再生相、そろって円高を牽制。

日経平均株価は中国株の下落を横目に一時16000円近くまで上昇し、USDJPY相場は109円近くまで値を戻していたが、終盤間際では共に失速気味。

当局者の発言が功を奏して株高+円安気味ならば、ご威光が薄らぐこれからの時間は海外勢は売ってくるだろうし、それとも、週末金曜日はおとなしくしたいというならば、NY市場の動き待ちとなることでしょう!

4日の日銀短観では、企業が想定レートしているドル円レートは自動車117.45、電話117.65円であった。現状の108円だと想定外とでも言いたいのであろうが、直近の加速気味の円高について行けていない企業や個人投資家、機関投資家も多いことであろう。

黒田日銀総裁、麻生財務相、安倍首相のご威光待ちなのか、5月の仙台G7や伊勢志摩サミット前の景気浮揚策や追加緩和を期待しているのか? 

本来なばら、通貨当局者が本気で何をしてくるのか? それを試すためにも、どこまで円高が進むか試すのが投機筋の行動パターンだと思うが!? やや影が薄くなっているミセスワタナベは、どこまでの円高をみているのであろうか?