2016/04/30

2016年4月30日(土曜) 昨日29日、海外市場の動き

2016年4月30日(土曜) 昨日29日、海外市場の動き

日本祭日で御上不在の中、激しい日本株安+円高という、追加緩和を見送った政府・日銀へ市場の反乱が続く。

ダウ平均は-57.12(-0.32%)と小幅下落ながら、2日間で270ドル近く下落。米金利は小幅上昇。日本株先物は15,880円へと大幅下落、原油価格(WTI)は46.02ドルと小幅低下するも安定し底堅い。金価格は+28.5ドル(+2.25%)と上昇へ。

米個人消費支出、米シカゴ購買部協会指数、米ミシガン大学消費者信頼感指数と、弱含みで推移し、NY連銀ナウキャストも米GDP予測値を下方修正へ。

USDJPYは、106.30円近辺と安値引け(-1.8円)と106.50円の壁を割り込み下落。最後の頼みは週明け月曜日の東京市場での間接的な介入(口先+公的資金による株+円売り)と、その期待感のUSDJPYの買い。

円は他の主要国に対しても大幅上昇、GBPJPYは155.269円(-2.571円)、AUDJPYは80.84(-1.536円)と円高の流れは止まらず。

EURUSDは、ユーロ圏の弱いCPIのハンディを負いながらも、強いユーロ圏GDPと、EURAUDなどのポジション巻き戻しに、1.1450近辺と高値圏で終了。

AUDUSDは、弱さが目立つ。AUDJPYの売りも影響するも、NZDAUD、EURAUDなどで弱い。27日のCPIのマイナスの影響が響いているのか、主要国に対しては弱含みで推移。

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NY連銀ナウキャスト(Nowcasting Report)=米第2四半期GDP予測値1.2%→0.8%へ、第1四半期GDP予測値0.8%→0.7%へ下方修正。製造業と住宅は弱い。

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