2016/04/21

2016年4月21日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年4月21日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日経平均株価は+457.08(+2.7%)と大幅上昇。原油価格(WTI)は小幅上昇し、値動きはリスク選好のパターンへ。しかしながら、USDJPYは110円台を達成できず、円はクロスでも上下変動するもレンジを抜け出せず、欧米市場の動き待ちとなっている。

為替市場は、株価の変動に比べると予想外に動きは緩慢。EUR+GBP+AUD+NZDといつもの動きは見られず、原油価格の先高期待にCADだけは買いの流れを維持。

今日のECB理事会は、金融政策の据え置きで無難に過ぎると思われるが、若干ながら失言気味のドラギECB総裁の発言が注目される。

米国市場でも、今日は経済指標の発表が多い。フィラデルフィア連銀製造業景気指数、新規失業保険申請件数、住宅価格指数、景気先行指数も控えており、相場変動の材料に使われやすい。

3連投のNYダウ、上昇気味の米金利と、ドル買いの材料が今日の米国市場でどのように変化するのかを注目したい。


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