2016/04/13

2016年4月13日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年4月13日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

ドルは買いの流れを維持。JPY+EURの弱さが目立ち、GBP+AUD+NZDも弱含みで推移。カナダ中銀は金利据え置きを決定、声明はややタカ派で反応はカナダドル買いへ。

原油価格41ドル台前半でこう着から再上昇へ、欧州株と米株は上昇へ、米金利は上下しながらも小幅に上昇。

ユーロ圏の鉱工業生産は弱く、米小売売上高は予想外のマイナスへと低下、米生産者物価指数も予想を下回りドル売りへと変化。

カナダ中銀は予想通り政策金利0.5%の据え置きを決定。中銀声明では、インフレ見通しはおおむね均衡で中立姿勢へ。第1四半期GDPは予想外に強かったようだ。

USDJPYは、弱い米小売売上高に109.40円を高値に切り返すも、原油価格も上昇、109円を割り込めず下げ幅は限定的。

EURUSDは、弱さが目立つ。アジア市場の1.1390台をピークに1.1280まで続落。弱い米小売売上高にも1.1320台の上値は重い。

USDCADは、欧州市場に入り原油価格も伸び悩み、買いの流れが続いたが、カナダ中銀

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OPEC月報=今年のOPEC産原油への世界の需要について、増加幅見通しを日量5万バレル引き下げた。需要鈍化を受け、今後も予想下方修正がありうる。

関係者(独主要研究所)=14日公表の成長率見通しは、1.8%→1.6%へ下方修正へ。

IMF国際金融安定性報告書(GFSR)=経済成長の減速や商品価格の下落に伴い世界の金融安定性へのリスクが高まっており、世界の生産を弱らせる与信停滞の危険性を突き付けている。

カナダ中銀=インフレ見通しはおおむね均衡で中立姿勢へ。第1四半期GDPは予想外に強かったようだ。GDPの強さは一時的要因が背景で、4-6月期に反動を想定。資源部門以外の輸出は強まっているが、前回の想定よりは弱い。


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