2016年4月22日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き
平穏な金曜日の静けさを破る、日銀の追加緩和の可能性を示唆する報道。
日経平均株価は+208.87(+1.20%)上昇し、原油価格も上昇へ。そして、円は全面安で、USDJPYは110円台が復活。
27日のFOMCは金融政策の据え置きが予想されるも、最近の資源価格の上昇や株高の流れを見ていると、サプライズの可能性は極めて低いがまったくないわけではない。
また、28日の日銀金融政策決定会合は、弱すぎる日銀短観から始まる流れの一環にあり、熊本地震の影響は不明ながら弱さが目立つ日本の景況感。
先にIMFは日本経済の成長見通しを大幅に引き下げた。2017年のGDPはマイナスと予想するなど、遅かれ早かれ、追加利下げを除く追加緩和は避けて通れないと思っている市場参加者は多い。
その秘めた思いが今日、突然勃発。USDJPY110円台はやや一機にやりすぎた感はあり、しばらくは売り圧力も意識しなければならないが、来週の日銀金融政策決定会合を前にしげ押し目買いを狙ってくる動きは強そうである。
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