2016/04/29

2016年4月29日(金曜)昨日28日、海外市場の動き

2016年4月29日(金曜)昨日28日、海外市場の動き

日銀ショックからついに目覚めることはなく、連休に突入。

米GDPも弱く、ドル円は一時108円を割り込み下落、円は主要国に対して全面高の流れは変わらず。

USDJPYは前日比-3.341円(-3.0%)の下落、EURJPYは-3.535(-2.89%)、GFBPJPYは-4.191(-2.59%)、AUDJPY-2.17(-2.57%)と激しい円高となり、唯一健闘していた、NZドルでも円高が進み、NZDJPY-1.053(-1.38%)と弱いながらも下げ幅は他の通貨より少なかった。

ダウ平均は-210.79(-1.17%)と下落、原油価格(WTI)は45.84と上昇傾向は止まらず、FOMCの議事録から削除さされた「世界情勢のリスク言及を削除」もあり、上昇傾向が望める。また、VIXは15.22と10.53%上昇し、リスクに対しての警戒感が強まる。

米10年債利回りは1.823%と低下、先日のFOMCの後から追加緩和の時期を巡り不透明差が、金利の低下に結びついていると思われる。

USDJPYは、通貨当局から明確な円高懸念も見られず、追加緩和期待がの反動による円買いの流れは止まらず。米国市場に入り一時108.80円近辺まで上昇するも、米株が弱く米金利の低下に、潜在的な円ショートの買い戻しが再開し、108円を割り込み、一時107.87円近辺まで下落し108円台でローズ。

水準的には、買いゾーンと思われるも、円安期待を裏切られた反動と、瞬間的な大幅な円高で、一日で3%近い円高変動の影響はしばらく続くことも考えられ、107.50~109.00円のゾーンへ。

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デイセルブルム・ユーログループ議長=5月9日にギリシャ問題の健闘で、ユーロ圏財務相会合を開催。

カーニーBOE総裁=英国民投票を前にして、英経済は短期的に減速の恐れ。般的に経済は良好で賃金は緩やかに上昇。

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