2016/04/23

2016年4月22日 欧州・米国市場序盤の動き

2016年4月22日 欧州・米国市場序盤の動き

利上げ傾向の米国、緩和傾向の日本。異なる思惑にドル円は大幅上昇。

米株はNASDAQは大幅に下げ、ダウ平均は動かず、原油価格(WTI)は44ドル台へと大幅上昇、米金利は上昇へ。

原油価格+資源価格の上昇と、28日の日銀追加緩和の可能性、27日のFOMCでタカ派の可能性に、円全面安。

主要通貨の動きは異なり、AUDは伸び悩み、NZD+EURは下落、GBP+CADは上昇へ。ただし、対円に関しては上昇へ。

ユーロ圏総合PMIは予想を下回り、カナダ小売り+CPIは予想外に強く、原油価格の上昇もあり、USDCADは下落し、カナダドルの買いが目立つ。

USDJPYは、日銀が追加緩和を行う事への地均しなのか、ただの観測のあのか、日本の昼過ぎに「日銀、金融機関への貸し出しにもマイナス金利検討」との報道を受け、109円半ばから110円台、111円台半ばへと急伸、USDJPYは2円以上も円安で変動。他の主要国通貨でも全面安となった。

EURUSDは、EURJPYの買いに、EURUSDも底堅く推移するも、EURGBPの売りが強く、再び1.1300を割り込み続落。

GBPUSDは、続伸。GBPJPYの買いの影響は大きく、英国では直近のEU離脱を問う国民投票の不支持が増加、離脱懸念が弱まるGBP買いの流れが続く。

※※※※※※※※※※※※※※※※※

ECB専門家調査=ユーロ圏インフレ率と成長率予測を下方修正。

※※※※※※※※※※※※※※※※※