2016/07/01

2016年7月1日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年7月1日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

来週月曜日は独立記念日で米国市場は休場となり、本日の米債券市場は短縮取引となります。

そして、今日から7月がスタートし、1年の半分が終了したことになります。

さて、日本発の久々の材料で注目の、日本のCPIと日銀短観の発表がありました。

全国CPIはほぼ予想通りながら、総合の前年比は前回よりマイナス幅が拡大。一方の日銀短観は、予想や前回よりも改善が見られましたが、円相場は踊らず。

日経平均株価は連騰を続けていますが、上昇幅は縮小気味で、USDJPYは103.30~40円が天井に上値も重くなっていいます。リスクに対しては、株高傾向が続くと安心ばかりしていられない状況とおも思えてなりません。

英国のEU離脱による混乱から、回復傾向が顕著な日本や欧米各国の金融市場に対して、USDCNYは5年ぶりの安値水準近くで推移。

日経平均株価は+106.56(+0.68%)欧州株も小幅上昇でスタート、原油価格(WTI)は48ドル台半ばで引き続き安定推移。

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USDJPYは、昨日の高値103.40円近辺どこか、今日は103円台も重くなり、円クロスでも円高傾向へと変化しています。102.50~103.00のレンジに入りやすくなっていますが、大きな流れは円高傾向となっています。

GBPUSD+EURUSDは、株高の流れにリスク回避の動きが続いていますが、BOEやECBが追加緩和に動く可能性は捨てきれず。特にBBOEは、今後の状況如何によりますが、7月や8月にも利上げできる状況にあると思われ、潜在的なポンド売り圧力は変わらずとみています。

GBPUSDは1.3200~1.3350のレンジ、EURUSは1.1050~1.1150のレンジで、EURGBPは引き続き上昇傾向が続いています。

AUDUSDは予想外に安定した値動きが続き、0.7300をボトムに上昇傾向が続き、0.7450が新たなボトムに上値ねトライを更新中。