2016/07/27

2016年7月27日(水曜)アジア・欧州市場の序盤は、FOMCを直前に控えながらも、円に踊らされる為替相場!

2016年7月27日(水曜)アジア・欧州市場の序盤は、FOMCを直前に控えながらも、円に踊らされる為替相場!

海外勢の誤解? 昨日は、経済対策規模20兆円規模の予想→真水6兆円を、6兆円に減額と誤解していた? すわ円買い!へ動く(自分の思い違いかもしれませんが!)


今日は、50年債発行を検討(のちに否定)、安倍首相の経済対策事業規模28兆円超・財政措置13兆円との報道は、市場予想の上限近くで株価の上昇が続き、国債先物は最高値を更新。

円安から円高へと変転していたドル円相場も、今度は円安へと加速し、一時106.50円台と上昇。昨日104円まで値を下げたUSDJPYは、一日でセンチメントが変化、まさに踊らされる展開へ。

日経平均株価は一時438円高、終値は+281.78(+1.72%)上昇。

これで、29日に日銀が何もしないことの可能性が弱まり「財政出動+日銀の追加緩和」と言う相乗効果狙いで、「株高+円安」期待が再燃へ。ただし、なにができるのか不透明感も残る。

一方、AUDUSDは、注目の豪第2四半期CPIは、前期比0.4%(予想0.4% 前回-0.2%)、前年比1.0%(予想1.1% 前回1.3%)。直後はAUD買いが強まるも、前年比は1996年6月以来の低水準。AUDUSD=0.7510→0.7565まで上昇後、0.7450台まで下落し、豪中銀の緩和観測は変わらず。

為替市場は円クロスの影響が大きく、USDJPYの上昇時には、一時ドル全面安へと動くも、USDJPYが売りへと変転すると、結局は元の水準に逆戻り。結局は円絡みでの相場変動に踊らされる動きで、結果は、FOMCを見守る動きへ。

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菅官房長官=50年利付国債の発行を検討しているとの事実はない。

安倍首相=経済対策の事業規模28兆円超・財政措置13兆円。