2016/07/14

2016年7月14日、欧州・米国市場序盤は、世界的に株価の上昇が続きず、JPY売り+NZD売りが止まらず。BOEの金利据え置きで一時GBPUSDは急進。

2016年7月14日、欧州・米国市場序盤は、世界的に株価の上昇が続きず、JPY売り+NZD売りが止まらず。BOEの金利据え置きで一時GBPUSDは急進。

アジア、欧州に続き、米株は大幅上昇からスタート。原油価格(WTI)は株価やJPYとの連動性が薄らぐ昨今、45ドル台前半で推移。そして、米10年債利回りは1.54%台へと上昇。

BOEは意外にも金利据え置きを決定するも、8月4日には刺激策のパッケージを発表すると思われ、引き続き緩和傾向の流れは変わらず。

英FTSEは金利据え置きに売りが続いていたが、世界的な株高の流れ+次回の8月4日に追加緩和期待が膨らみ、プラス圏へと復活。

USDJPYは、世界的な株高傾向+英国のEU離脱による混乱は落ち着きを取り戻し、日本政府の追加刺激策+日銀の追加緩和期待に、連騰。

105円を上抜け一時106円直前まで上昇、クロスを含め円売りの流れは変わらず。

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BOEは市場の利下げ予想に反して、政策金利0.5%の据え置きを決定、資産買い入れ枠は3750億ポンドの据え置きを決定。

BOE金融政策委員会(MPC)=多数の政策パッケージとして、8月4日のMPCで刺激策を発表する見通し。

BOE金融政策委員会(MPC)=第2四半期成長率0.3%→0.5%へ上方修正するも、英国のEU離脱の結果、短期的に成長は軟化、住宅セクターの投資見通しを引き下げ、短期的な住宅価格見通しを引き下げ、相当下落するとの見通し。

BOE議事録=大半の委員会メンバーは8月の金融緩和を見込む。刺激措置の規模と質は8月の会合で決定。追加刺激措置の内容は金融システムとのやりとりを考慮。

7月1週に日本勢の外債投資が過去最大となる2.5491兆円。

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