2016/07/04

2016年7月4日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年7月4日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

米独立記念日で休場の週明け月曜日。予想と期待は動意の乏しい金融市場。

日経平均株価は、+93.32(+0.60%)と続伸、中国株は大幅上昇、欧州株は小幅下落からスタート。原油価格(WTI)は49ドル台を維持し底堅く推移。

為替相場は、大きな変動も見られず、平穏無事の一日の中で、特に豪ドルの動きが目立った。

AUDUSDは、早朝から豪州総選挙の結果が接戦で判明がずれ込むことになり、政治的な不透明感に売りが先行し、先週末終値=0.7500→午前6時=0.74462まで下落しスタート。

ただし、終わてみれば、豪住宅建設許可件数が弱いにも関わらず、中国株は強く、資源価格も底堅く、元の水準を上抜け0.7520台まで上昇し、NZDUSDとともに底堅さが感じられます。

USDCADは、原油価格も安定し、1.2929台→1.2860台まで続落、AUDUSDに引っ張られカナダドルの強さも維持。

USDJPYは、102.40~80のレンジで推移し大きな変動は見られず。円クロスではEURJPYを除き円売りの流れを継続へ。


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豪州の総選挙は与野党大接戦で判明は5日にずれ込み見通しに豪ドル売りが強まる。AUDUSDは先週終値からギャップを開け、

日銀=年間80兆円増加を目指しており、マネタリーベース(資金供給量)初400兆円超え、6月末の残高403.9372兆円

4日の当座預金残高300.8兆円、4日の準備預金残高223.9兆円。

オズボーン財務相=EU離脱の影響緩和を目的に、現在20%の法人税率を15%以下と先進国で最低水準に引き下げる考え。

S&P=英中銀は年末までに金利をゼロに引き下げると想定。

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