2016/07/07

2016年7月7日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年7月7日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

明日、週末で米雇用統計の発表が気になるのか、欧米株価の上昇にも、積極的なドル売り、円売りも見られず。

欧州・英国株は強く、NYダウは小幅上昇からスタート。原油価格(WTI)は48ドル台を維持。米10年債利回りは1.4%台へ上昇。

英鉱工業生産・製造業生産は、予想よりもマイナス幅が縮小し、ハリファックス住宅価格は、予想を上回り強い。

為替市場は、NZDUSDの上昇が続き、1.7230台へ上昇ご、上げ渋る。

注目のGBPUSDは、株式市場も強く買い戻しが強まる。しかし、米国市場に入り、S&Pが「英経済は調整の段階に入ったと判断」との報道のタイミングぐに売り圧力が強まっている。

USDJPYは、欧米株価は強く、100.80~101.20円のレンジで推移。

EURUSDは、1.1050~1.1100の狭いレンジで推移。

AUDUSDは、S&Pが豪州のソブリン格付け「AAA」の見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更。買い戻しも限定的で、0.7490~0.7540の狭いレンジで推移。

NZDUSDは、強さが目立し、0.7110台をボトムに0.7230台まで上昇し、高値圏で推移。

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ECB議事録=英国がEU離脱を選択すればユーロ圏に著しいマイナス影響がおよび、成長見通しを悪化させることを懸念。

ECB議事録=新興国などユーロ圏域外は弱含み、ユーロ圏内企業の継続的な負債圧縮が成長を阻害。リスクは依然下向き。

ECB議事録=必要なら行動する用意があるとの姿勢を重ねて強調。社債買い入れや新たな長期資金供給オペなど、今後実施される緩和措置の効果を見極めるには時間を要する。

中国外貨準備=6月間trす3.21兆ドルで、予想外に200億ドルと過去14か月で最大の増加へ→ 円高により円資産の評価額が上昇との見方もある。

ECB=ギリシャ中銀が緊急流動性支援(ELA)を通じて銀行に供給できる資金の上限を25億ユーロ削減、銀行セクターの流動性が改善したため、

中国銀行業務監督管理委員会(銀監会)=国内銀行の不良債権リスクが
短期的に引き続き高まるとの認識。

不動産ファンド=英国のEU離脱選択を受け、投資家が英不動産投資から手を引こうとし、解約請求が急増。180億ポンド(約2.4兆円)の英不動産ファンドが凍結

S&P=英経済は調整の段階に入ったと判断。

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21:15    USD 6月 ADP雇用統計=17.2万人(予想15.9万人 前回17.3→16.8万人)→ 前回が下方修正されるも、予想と前回を上回る

21:30    CAD 5月 住宅建許可=前月比-1.9%(予想2.0% 前回-0.3→0.1%)→ 前回が上方修正されるも、予想外のマイナスとなる

21:30    USD 新規失業保険申請件数=25.4万人(予想27万人 前回26.8→27.0万人)→ 予想より改善へ

23:00    CAD 6月 Ivey購買部協会指数=51.7(予想51.2 前回49.4)→ 予想を上回る

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